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ふわふわソース

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本屋大賞について思うこと

海堂尊氏 VS 本屋大賞!? のまとめ - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/636084

本屋大賞

http://www.hontai.or.jp/
これを読んで思ったこと。本屋大賞をとった本だから、という理由で読む本を選んだことはないなー。理由はこの3つにつきる。

1.書店員が大賞を選ぶことの意味が見いだせない

本屋大賞のキャッチコピーは「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本」だけど、大賞に選ばれる本は、売れている本ばかりだから、書店員と一般の読者との違いがわかりにくい。本のプロが選んだ掘り出し物、という要素は少ないよね。

2.ノミネート作に目新しい作品がない
すでに作品がドラマ化、映画化されている作家の作品が多いような気がする。芥川賞のような新人が出た!感が薄い。

3.「大賞」の対象は小説だけだというのがイヤ
「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本」と言いながら「大賞」は小説のみというのは、もやもやするな。だって、本屋には絵本も雑誌も実用書もマンガも売っているから。

本屋大賞には3つの部門があって、翻訳小説部門や発掘部門もあるんだけど、翻訳小説部門はめっちゃ投票数が少ないし、発掘部門はただ推薦するだけだから、面白くない……。店頭で押されるのは結局「大賞」受賞作だし。

私は損をしたくないから、買い物するときはかなり迷うほう。たくさんの情報を集めて、判断してから買いたいので、ひとつの商品が押されている状態よりも、たくさんの商品にきちんと情報がついているほうがうれしいな。だから、すでに売れている作品が選ばれることが多い本屋大賞を参考にすることはないんだけれど、意外と直木賞は参考にしているのだった。

小説の実績が少ない出版社が出した作品が直木賞を受賞すると、「おっ!これはかなりの実力なのでは」と期待してしまう。←うがちすぎ。幻冬舎から出た松井今朝子の『吉原手引草』やPHP研究所から出た山本兼一の『利休にたずねよ』など。『吉原手引草』は面白くて、仕掛けも好き。そして江戸文化も勉強できて超お得!!『利休にたずねよ』は面白いけど、好きとは言い切れない。でも損をしたとは思わない。そんなわけで、「小説の実績が少ない出版社が出した作品が直木賞を受賞=損はしない」は、私の中で本屋大賞よりも信頼できる法則となっているのだった。