ふわふわソース

興味がわくことをみつけていきたい

香り付き柔軟剤「レノア ハピネス」のボトルに見る中二病設定

寒くなってセーターをよく着るようになったので、衣類用中性洗剤(いわゆる「おしゃれ着用洗剤」)が切れてしまった。洗う洗剤はエマールでもアクロンでもなんでもいいんだけど、今度のは香りがきつくないものがいいな、と思ってドラッグストアに探しにいった。探してはみたものの、無香料はなく、それどころか、洗剤売り場には香り付きの洗剤や柔軟剤があふれていた。

洗剤の置かれている棚で目に留まったのが、P&Gが出している「レノア ハピネス」のボトル。半年前くらいに各社が出している香り付き柔軟剤のパッケージを比較した記事を読んだことがあり、その中でレノアハピネスのボトルはあまり評判がよくなかった。


「写実的な花の絵」からは良い香りを連想する ――香り付き柔軟剤のパッケージ比較 | BizCOLLEGE <日経BPnet>


この記事で面白かったのが、「レノア ハピネス」のボトルの形状に対する意見。

 

手掛けのための穴が「目」のように映り、

「見られているようで怖い」という声がいくつか挙がった

 

コレを読んだときに思わず笑ってしまった。そういわれると、ボトルの穴がもう「目」にしか見えない。

●P&G「たっぷり入っているというお得感を出したい」
●P&G「ボトルはでかくしよう」
●P&G「でかいボトルは持ちにくいので、手をかけられる穴をあけよう」
●消費者「目のようで不快」


つまり、メーカー側の試行錯誤が裏目にでてしまったボトル形状だったわけで……

そして、今日、実際に店頭で見たレノアハピネスのボトルは、手をかけられる穴、つまり「目」をふさぐようにラベルが貼ってあった。

 

レノアハピネス ダークローズ&チェリー 本体 600ml

 

ラベルといっても、全面がくっつくタイプじゃなく、下部1/4くらいだけにのりしろがあり、そこ以外はスイング状態になっているラベル。Amazonの製品画像だと、ラベルが少しずれていて、穴はふさがっていないけれど、私が店舗で見たレノア ハピネスは完全に目(穴)が隠れるようにラベルが貼ってあった。


このラベルをはがすと封印されている目が出てくる!!なんというという中二病設定。「いでよ!レノア ハピネス!」と叫びながらはがしたい!!←邪気眼かよ

ということで、
●P&G「たっぷり入っているというお得感を出したい」
●P&G「ボトルはでかくしよう」
●P&G「でかいボトルは持ちにくいので、手をかけられる穴をあけよう」
●消費者「目のようで不快」
●P&G「キャッチコピーつきのラベルをつけて販促&穴隠しだ!」
●わたし「いでよ!レノア ハピネス!」←イマココ

そんなことを考えながら、ドラッグストアやスーパーを3店舗まわってみたのだが、無香料の衣類用中性洗剤はみつからなかった。そして、レノア ハピネスの目は3店舗とも封印されていた。