ふわふわソース

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大晦日〜元旦の特別な夜はやっぱり楽しい

大晦日は銀座にお年賀を買いに行った。お年賀のように世代が違う人に渡す贈り物はデパ地下で選ぶのが無難だな…と思って。

時間があったので気になる場所に寄ってみることにした。銀座の花椿通り、ちょうどSHISEIDO THE GINZAの脇くらいに「豊岩稲荷神社」とかかれた石碑があり、ずっと気になっていた。豊岩稲荷神社は路地の奥の奥にあるようで、通りかかってもなかなか入る勇気がなかった。近くを歩いてみたら、花椿通りにぶつかる、すずらん通りの「やす幸」という和食のお店の隣にも石碑があり、豊岩稲荷神社はその奥にひっそりとあった。今までのもやもやが年末にすっきり。

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豊岩稲荷神社には油揚げやお米以外にもアーモンドチョコがお供えしてあって、宮司さんなのか氏子さんなのかはわからないが、都会的なセンスを感じた。

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豊岩稲荷神社を出ると、すずらん通りのおそば屋さんには続々と人が。大晦日ってかんじだな〜。このおそば屋さん、美味しそうなので、今度行こう。

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こないだブログに書いた、ミキモト本店のクリスマスツリーがあったところも見に行ってみた。クリスマスツリーはなくなり、菊で作ったパールのネックレスが飾られていた。

ミキモト本店の営業は建て替えのため1月15日まで。新しいお店は2017年春にオープンするそう。

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ミキモト本店の向かいでは救世軍の社会鍋。年末に雑踏の中で社会鍋のトランペットの音が聞こえてくると、なんともいえない郷愁を感じる。救世軍のサイトを見てみたら「社会鍋」は俳句の季語にもなっているらしい。今年は初めて募金してみた。その後、銀座三越にお年賀を買いに。賞味期限が長く、重量が軽く、みんなが好きそうなもの、ということで坂角総本舗の海老せんべい「ゆかり」にした。

紅白を見ながら夕食を食べ、紅白が終わってからは浅草の浅草寺に行ってみることにした。新年の朝(というか夜明け前)は電車がずっと動いているのでわくわくする。ホームでは電光掲示板を撮影している人も見かけたよ。銀座線で浅草に向かったのだけれども、銀座線はホームが古くて狭いので、まるでニューヨークの地下鉄みたいだと思った。昔々、ニューヨークの地下鉄で、でかいネズミを見たことを思い出したよ……。私の乗った車両はほとんど外国人だったので、本当に日本じゃないみたい。円安のおかげで不思議な体験ができた。

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浅草寺へ向かってはみたものの、激混みなので、周辺をふらふら。浅草のホッピー通りは相変わらずにぎやかで、ビニールカーテンのむこうは熱気むんむんであった。

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結局、お参りできなかったので、浅草を後にする。道ばたのショーケースにあったおかめのお面が、唯一お正月っぽかった。

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台東区には鳥越神社という大きな神社があるので、そこに行ってみよう!とうろ覚えで歩いてみたら、着いたのは下谷神社だった。こんなに大きな神社同士が近い距離であるなんて、やっぱり東京はすごいよ。都会だよ。下谷神社でお参りをし、家へ帰った。心底冷えたけど、こういう特別な夜は楽しいな。

今週のお題「年末年始の風景」〈今週の一枚