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『GINZA』別冊付録『おとなのオリーブ2015』とインターネットの思い出

出ましたね『Olive』。もっとくわしくいうと『GINZA』の別冊付録『おとなのオリーブ2015』が出ましたね。

『70年代の風に吹かれて★/別冊付録 おとなのオリーブ2015』 (No. 214) ギンザ (GINZA) マガジンワールド

以前は本屋で欲しい本をみつけても「欲しくなったらネットで買えばいいや」と思っていた。でも2004年に青山ブックセンターが倒産してからは、Amazonは基本的に古本のみにし、新しい本は本屋さんで買うことにしている。これ以上本屋がなくなるのはイヤだから。本に限らず無駄だとわかっていてもショールーミングの流れには逆行したい。だって何でも買える東京(そのかわり家賃が高い)に住んでいるんだもの。

いま出ているマガジンハウスの雑誌には気になるものが多い。『GINZA』には『おとなのオリーブ2015』がついているし、『BRUTUS』はロンドン特集だし(樋口毅宏の「ドルフィン・ソングを救え!」の連載も楽しみにしてる)、『Hanako』は京都特集。

GINZA(ギンザ) 2015年 04 月号 [雑誌]

GINZA(ギンザ) 2015年 04 月号 [雑誌]

 
BRUTUS (ブルータス) 2015年 3/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2015年 3/15号 [雑誌]

 
Hanako (ハナコ) 2015年 3月26日号 No.1083

Hanako (ハナコ) 2015年 3月26日号 No.1083

 

 欲しい本のジャンルがざっくり決まってはいても、買う本が具体的に決まっていないときは丸善ジュンク堂といった大きな書店へ行くけど、雑誌は街の本屋さんで買えるのがうれしい。『GINZA』は近所で買ったので、『BRUTUS』は職場の近くで買おう。『Hanako』は昭和の雰囲気がぷんぷんした(エロい本がわりと置かれている)あの店で買おう。

話が脱線した。『GINZA』の別冊付録『おとなのオリーブ2015』は、まだちゃんと読めていない。思い入れがあるので、目がすべって(?)しまう。まずは小沢健二の「ドゥワッチャライク」から!と思って読んでいたら夫が帰ってきた。一人で読みたかったので「今、オザケンの連載読んでるから」と言ったら「何々?俺がオザケンってこと?」とちゃかされたのでイラっとした。こんなことで感情が高ぶるのも『Olive』×オザケンの力。だけど、遠くのオザケンより近くの夫だよ……。

『おとなのオリーブ2015』は月刊誌になって復活した『Olive』ではなく、「3日と18日はオリーブの日」だった、月2回発行の頃の雰囲気に近くてうれしい。月刊誌の『Olive』は誌面の雰囲気がクールすぎるように感じ、さみしかった。

むかしむかし、私がインターネットに初めてふれたころ、『Dear Olive!』というサイトがあった。『Olive』が発売されると管理人yokoさんの感想がアップされていて楽しみだったな。セミオーダーのトートバッグが作れる「みつばちトート」は元々『Dear Olive!』内で募集があり、数が集まればトートバッグを職人さんに発注できるからみんなで作りませんか?みたいなことだったような気がする←うろおぼえ。

私ももちろん『Dear Olive!』をみて注文した。かわいいポストカードと一緒にトートバッグが届いたときはうれしかった。そういえば、渋谷でみつばちトートを持っている人を見かけて声をかけてしまったこともある……。感覚的な話だけど、インターネットの世界が狭かったな。

あの頃はトートバッグにがしがしとモノを入れて出かけていたのに、今はファスナーなどがついていて、口が閉まるバッグじゃないと不安。トートバッグを持つ場合は口が閉まるバッグと2個持ちしてる。これが大人になるってことなんですかね〜。

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

 

 ↑読み返したら野中モモさんのインタビュー中に『Dear Olive!』の話がちょこっと出てきた。