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ふわふわソース

興味がわくことをみつけていきたい

「文学フリマ」で買ってよかったものと「里地里山フェスティバル」

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今日は第二十一回文学フリマ東京に行ってきました。

文学フリマ - 文学フリマ公式サイト-お知らせ

文学フリマは毎回必ず行っているわけではないけれども、買い物客としてはわりとよく行く方です。文学フリマの会場に行くと、なんとなく自分は空間にハマっていないように感じるのですが、コミケに行っても、デザフェスに行っても結局買うのは「評論」ジャンルの本。それならやっぱり文学フリマが親和性高いはず。だから最近はコミケやデザフェスはご無沙汰で、文学フリマをさくっと見て回ることにしています。
これは昨年、文学フリマに行ったときの記事。文学フリマゴールデンウィークにも開催されるけど、旅行に行っていることが多く、11月しか行かないことが多い。

mofutofu.hatenablog.com


今回買った本は以下の通り。面白い本が買えて本当に良かった!!

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『スーヴェニールのなかの都市』

https://www.facebook.com/citta.nel.souvenir
ヨーロッパなどの観光地でよく売られているスノーグローブ(ガラスの球体の中にミニチュアなどが入っているもの)などからその都市の魅力に迫る本。ヨーロッパの各都市からニューヨーク、イスタンブールマチュピチュ、さらに日本の金閣銀閣軍艦島まで幅広く網羅されていて読み応えがあった。スノーグローブは球体の中にメインの建築物のミニチュアが入っていて、土台部分には複数の名所・建築物が融合しているものが多い。何が選ばれているか、それらをどうまとめているかが解説されていて、とても楽しい。

名所を強引にまとめた楽しいスノーグローブやミニチュアが続いた後、ブリュッセルのアトミウムのミニチュア、ベルリンの壁のかけらが入ったスーヴェニール、ベルリンのユダヤ博物館のマグネットが続くページ構成は、「スーヴェニール」とはなんなのかを自然と考えてしまう。

お土産の定番スノーグローブはかわいいとは思うものの、今まで買ったことはなかった。割れそうなもの、壊れそうなものはお土産以外でも手が伸びにくい。買わないと決めているものは細かく観察もしないので、スノーグローブがこんなに面白いものだとは気づかなかった。この本はカタログや見本誌コーナーでみつけたわけではなく、出展者のテーブルを見て回っていてピンときたので、現場に来ることは大切だと感じました。一番の収穫。

『神奈川のタンタンメン』

c.bunfree.net
この本のタイトルには「神奈川」とついているけれど、私にとってはは蒲田周辺でよくみかけるラーメン屋のメニュー。「ニュータンタンメン」って一体なんなんだろう、とつねづね思っていた……。そんなところにこの本に出会ったので、もちろん即買いです。

「ニュータンタンメン」は、すごく美味しい!という話を聞いたことがないわりによく見かけるんだよね……。蒲田に行ったらもちろん餃子を食べたいので、今までニュータンタンメンを食べることはなかった。

この本は薄いけれども、私の知りたいことは大体書かれており、大興奮。ラーメンだとばかり思っていた(いや、ラーメンなんだけど)ので、焼肉との親和性が高いとは意外でした。文学フリマは過去に蒲田で行われていたこともあるし、今回の会場流通センターも「ニュータンタンメン」文化圏なので、ご当地感を感じました。

それにしても横浜、川崎、大田区品川区あたりには独特の食文化があるので、それを支えたのは京浜工業地帯の労働者なんじゃないかな?という気がする。そう考えると中京、阪神、北九州の各工業地帯にもきっと独自の食文化があるんだろうな、と夢が広がるのであります。わくわく。

『大学三年生』

c.bunfree.net
戦時中の子どもたちのインタビューから、昭和を感じる喫茶店の紹介、さらに昭和ジャニーズ特集など、盛りだくさんな一冊。表紙に惹かれて手に取って、価格を聞いたら100円だというので驚いた。まだ見てはいませんが、昭和を感じる喫茶店のインタビューDVDまでついてですよ!!大学のゼミで作っている雑誌なので、利益は度外視しているそう。

誌面では、昭和を感じる喫茶店として紹介されている西荻窪のPOTというお店のマスターのインタビューがよかった。ここはマスターと話をしたり、学生が集合する場所ではなく、コーヒーの専門店です、という姿勢。学生が考えていた「昭和の喫茶店」のイメージをやんわりさえぎるところにマスターの矜持を感じました。

文学フリマの後は「里地里山フェスティバル」が開催されている東京港野鳥公園へ。流通センターからは歩いて12分くらいの場所です。

http://www.wildbirdpark.jp/

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ここは文学フリマとは違い、ファミリーだらけ!!芝生の上を子どもたちが走り回り、会場にはジャズの生演奏も。バンジョーが入った編成で、陽気な曲が演奏されていました。このバンドが無料とは思えない上手さ。こういうときに、東京のすごさを感じます。

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お腹がすいたので買った150円の味噌おでん。大きくて美味しかった。お得。

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雨が降ってきたので、長くはいられなかったのが残念。文学フリマではどうしても欲しいものをみつけたい、という気持ちが強く、本当はもっともっと面白い本をみつけることができたんじゃないかと執着しがち。でも、今回は文学フリマとは真逆の世界である、このイベントに来たおかげで、執着が消えたような気がしました。来年も同じ日に開催されてるといいな。

 

トピック「文学フリマ」について

今週のお題「今年買って良かったモノ」