ふわふわソース

興味がわくことをみつけていきたい

アマチュアフォトグラファーがストックフォト以外で稼ぐ際に考えておきたいこと

最近、はてなで写真ネタがもりあがっていてうれしい!私もぽちぽち写真を撮りますが、プライベートでは写真の話をすることがないから、人の考え方は興味深いです。

ちなみに私の写真との関わりはこんなかんじ。

○趣味で写真を撮る人がまわりに多い(しかもみんな上手い)
○まわりに流されて写真を撮りはじめた
○マイカメラはニコンのD600とオリンパスのSTYLUS 1
○ストックフォトはよく漁る
○プロのフォトグラファーに写真をお願いすることもある

この記事をみて思ったことをつらつらと

アマチュアのカメラマンが写真でお小遣い稼ぎするパターンを考えてみる
http://tsukuruiroiro.hatenablog.com/entry/2014/09/10/121022

この記事では下記の5つの方法が提示されており、id:Literallyさんは実際に2の「自分でオリジナル写真販売用サイトをつくる。」を実践されているらしい。すてきです。

1.有料写真素材販売サイトで写真を売る。
2.自分でオリジナル写真販売用サイトをつくる。
3.写真日記やブログを更新し、PV数を集める。
4.無料の写真素材販売サイトを運営する。
5.デジタル写真集として販売する。

はてなブックマークにはこんなコメントではこんな意見が。どれもそうそう!と思うものばかり。

swordfish-002 まず売れません。そもそも商品としてのラインにたどり着かない。審査基準が曖昧なとこもあるので余計わかんない。人にとってはフラストレーションたまると思うよ。

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写真ってたいてい「どこ」で「何」を「誰が」で撮ったかが重要だけど、ロイヤリティーフリーのストックフォトでは具体性を出すのは難しい。例えば、奈良の法隆寺石原さとみ篠山紀信が撮りました。そんな写真だったらすごく使いたいけど、具体性のある写真を撮るのはコスト・手間のかかるプロジェクトになります。ロイヤリティーフリーのストックフォトなら、和風建築物で微笑む女性モデルの写真はあるだろうけど、汎用性が高い分、ひっかかりもなく、探す側は苦労しますね。結果、売れない、ということになります。あと、売る側は街中の写真だと、電線や看板消したりするのも手間がかかります……。

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 trashcan スポーツイベントで参加者を撮るバイトってどうなんだろう? フォトクリエイトとか。シャッター酷使して寿命縮むけど。

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これは何よりも機材のハードルが高い。フォトクリエイトのプロカメラマン採用「応募条件」を確認すると「プロ機材・純正の70-200mm/f2.8、300mm/f2.8以上をお持ちの方 ※スクールフォト経験者は望遠レンズをお持ちでなくてもご応募いただけます。」とあります。APS-Cの一眼レフと高倍率ズームレンズみたいな初心者が好む組み合わせはおよびではないのです……。

フォトクリエイト プロカメラマン採用
http://www.photocreate.co.jp/recruit/recruitment/photographer

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guldeen  納品形態はどうか(最終的なデータ形式は何にするのか)・著作権その他の権利はどうか、とかややこしい事が多そう…▼あと、仕事用のドキュメントに埋め込めるイメージとして使える構図の写真って、意外と無い。

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納品形態はJPGならば無難ですが、ストックフォトを漁っていると、有名建築物の敷地内で撮ったような「コレはダウンロードした使用者がこの建物に許可をとる必要あるんだろうな」という写真も多く、撮影者が著作権を手放していたとしても権利面はめんどくさいなー、という印象。ただ、権利関係を気にしないで使っている人も多そうですね。

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raf00 3番から先はカメラマン以外の才覚が必要になるな。 / 結婚式での雇われ撮影者など現場に出る商売をするのも手だと思う。

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この「現場にでる商売」というのはアマチュアには非常にハイリスクなのです。なぜかというと失敗は許されないので。写真撮影が趣味から仕事に一気にグレードアップします。たとえば結婚式や七五三のロケーション撮影、報道といった現場で「撮れませんでした」は許されない……。カメラや記録媒体はわりとよく壊れますので。プロはカメラもレンズも複数持ってきます。いろんなシーンに対応できるよう脚立や三脚も用意。一生に一度(?)の結婚式、かわいい初孫の七五三、甲子園の決勝で勝負がついたところなど、失敗したら世にも恐ろしいことになりそうな現場にカメラ一台、レンズ一本、SDカード一枚といった装備で向かうのは勇者過ぎる。そうそう、ランサーズでは「七五三の撮影依頼」をわりと見かけますが、有名な神社は専属の写真室があることが多いので、写真好きなアマチュアが何も知らずに行ってトラブルになったりしないのかなー、とドキドキしてしまいます。

いろいろと考えると、id:Literallyさんの提示した5つの方法は、撮影した写真からよいものだけを選べるので、リスクは少ないですね。売れなかったりPV数が集まらなかったとしても、趣味ならそれでいいし。

いろいろと言いましたが、広い意味で「写真を仕事に!」する方法はあると思いますので、また今度書いてみます。ブックマークコメントの引用方法がわからず、緊張してですます調になってしまったよ。