誰にならったのか思い出せないこと
先週、はてなの東京オフィスに行ったとき、近くにあった青山霊園にも立ち寄ってみたら、クサイチゴの花がたくさん咲いていた。この花の数だけイチゴがなるのかと思うと、なんとなくテンションがあがった。『かぐや姫の物語』よろしく(?)田舎から都会に出てくると、こんなことにときめいたりするんです。
小さい頃はクサイチゴの実とか、桑の実とか、つつじの蜜とか、そんなものをよく口にしていたんだけど、不思議なのは、こういったものが食べられるということを誰に教えてもらったかだ。
クサイチゴの実。なんとamazonで苗が買える
クサイチゴや桑の実はいかにも食べられそうな見た目をしているからいいとして、つつじの蜜を吸おうなんて、自分では思いつかない(と思う)。そして、同じようにいちごっぽい見た目でもヘビイチゴは毒だから食べちゃいけない、と信じていた。これも誰かに教わったような気がする。子どもの頃、近所にいた男の子たちとよく遊んでいたけど、そこで習ったのかな。民間伝承か……?
そんなプリミティブなことをしていたんて、思い出すとなんだか笑える。大人になるとさすがに道ばたに生えている植物をそのまま口にするのはコワイ。とはいえ、大学の庭に生えていたあんずの実を食べていたこともあったけど。
生あんずはスーパーなどではなかなか売ってないけど、これもamazonで買える
さすがに東京の真ん中にある、しかも霊園の中に生えているクサイチゴは食べる気はしない。でもクサイチゴでぐぐるとジャムの作り方が出てきたりして美味しそうなのだった。ただし、アレ、中から虫が出てくることがあるので、ある程度の度胸が必要です。