ふわふわソース

興味がわくことをみつけていきたい

オリーブ少女のなれのはて

昨日のつづき。『おとなのオリーブ2015』を読んでいたら、はてなでブログをやっているのも『Olive』のせいなんじゃないかという気がしてきた。

むかしの個人サイトにはリンクのコーナーがあり、管理人さんのおすすめサイトが載っていた。好きなサイトの管理人さんが進めているサイトなら面白い可能性が高いので、『Olive』のファンサイト「Dear Olive!」のリンクもチェックしていた。そこには京都のゆかいな情報が発信されている個人サイトがあったんだよね。みんなが毎年楽しみにしている京大の折田先生像や魔窟みたいな吉田寮のこともそこで初めて知った。サイトは具体的にいうと「なぞのかま田さん」と「オリーブしょう年」ですね。もうふたつともなくなってしまったサイトだけれど。

あの頃はソワレだとかフランソア喫茶室みたいなレトロ喫茶店もブームだったし、アスタルテ書房恵文社みたいなちょっと変わった本屋さんも人気だった。そういえば、90年代に設立されたグルービジョンズも最初は京都にあったし。今ではデザインのイメージが強いけど、もともとはピチカート・ファイブがライブで使う映像を作っていた。私は地方に住んでいたので、東京じゃないところからそんな人たちが出るってスゴイな〜って思ってた。

それから昔はよくネットの掲示板に「餃 子 の 王 将」を一文字ずつ投稿する人たちがいて、それも京都のミステリアスなイメージを増幅させていた。「餃子の王将」は関東にもあるので京都とは関係ないのかもしれないけど、私には京都のイメージが強いので……。インターネットでは京都の人が活躍しているという印象につながっていた。

あやしいわーるど - Wikipedia

「餃 子 の 王 将」は「あやしいわーるど」の文化みたいだけど、私はこわくて「あやしいわーるど」には行けなかったな……。

京都は神社仏閣がたくさんあって舞妓さんがいる観光地だと思っていたけど、インターネットのおかげで面白い人がたくさんいて、面白いことが起きている街だという印象になった。大学がいっぱいあって若者が多いからかな。だからはてな人力検索を始めたときも、京都っぽくて面白そう!と好感を持った。その印象は今でも大きく変わっていないので、ブログやろうと思ったときに「はてなブログ」を選び、現在に至っているというわけです。

そういえば片平なぎさがずーっとやってる2時間ドラマ、山村美紗の「赤い霊柩車シリーズ」も大好き。ちょう面白い。このドラマも京都が舞台なので、ますます京都=オモシロの印象が強くなるのであった。あ、『Olive』全然関係なくなってるな。